2025年5月のヨルダン観光の際、死海からペトラ遺跡までの移動時間を短縮するため、タクシーを使用しました。
今回の記事はタクシーで立ち寄った場所について紹介します。
- 死海〜ペトラ遺跡までの道中で観光できる施設
- ワディムジブとリトルペトラの観光情報
ヨルダン、タクシーでどこに立ち寄る?
タクシー運転手のムハンマド(ヨルダンはムハンマドだらけです)はとても陽気な人で、死海からペトラに向かいながら私たちに希望を尋ねました。

どこにいきたい?どこでも連れて行ってあげるよ!
死海からペトラまでのムハンマドのお勧め候補地は
- キングスハイウェイ
- Kerak 城
- ワディムジブ
- ショーバック城
- ダナ自然保護区
- リトルペトラ
何がなんやらで、タクシーの中で必死に調べます。(下調べ不足)
この辺りの古城にはあまり興味がなかったので、Googleマップでの評判の良かった自然を感じられそうなワディムジブと、気になっていたリトルペトラに立ち寄るくことにしました。
タクシー立ち寄り地① ワディムジブ
死海沿いをドライブしている途中にそれはありました。
ワディムジブは断崖絶壁の中を流れる川で、その水は死海へと流れていきます。
その美しい絶壁(シーク)を一眼見ようと訪問しました。(イメージは展望台でした。)
いざ到着したところ、ビジターセンターの奥がワディムジブへの入り口となっており、見学のみの入場であっても入場料は一律25JOD(5千円)とのこと。
入場料を支払うことで夏場はシークの中をキャニオニング、冬場は別ルートのトレッキングができるようです。
訪問したのは5月の初旬ではありましたが、日差しは強く、水の誘惑にキャニオニングを決めました。
更衣室で水着に着替えた後、ライフジャケット、ウォーターシューズを身に纏います。
入り口を抜けると早速大自然が目に飛び込んできます。

でっか!スケールでっか!!

入場して早々に川の中へと入っていきます。
思っていたより本格的、、運動靴で挑んでいる猛者もいましたが、この時点でずぶ濡れでした。
川の水は温泉が混じっているのかやや暖かく適温。
膝下〜お腹までの水深の川をザバザバとかき分けて進みます。
少し進むと川の壁面がシークへと変わりました。
急流に削られた壁や地層の美しさで言ったら、間違いなくペトラのシークを上回りまっています。
所々に金属製の梯子が立て掛けてあり、滝のような水に打たれながら川を登っていきます。(結構ハードです)
川の中を泳いだり、ロープに捕まりながら進み、頂上の滝を目指しました。


休憩のたびに癒される美しいシーク。切り立った岩の隙間に晴れやかな空が覗きます。
忘れられない経験になりました。
2025年時点の費用は下記になります。
- 入場料 25JOD(ライフジャケット込み)
- ウォーターシューズ 5JOD (1足、購入)
- ウォーターバッグ 10JOD(レンタル)
オプションアイテムは購入するかどうか迷ったのですが、キャニオニングするのであればウォーターシューズは必須。
スマホを持ち込む上でウォーターバッグも必須でした。
タクシー立ち寄り地② 昼食スポット
ワディムジブを出た後、昼食をが食べたいと相談したところ、ムハンマドおすすめの料理屋さんを予約してくれました。
ワディムジブでたっぷり遊んだため、時刻は14時を回っていましたが、無事に昼食へ。
野外の木陰に席があり、飼い犬が2匹いました。(飼われていても野良犬のような風貌です。)
近くに農地があるのか、緑の景色が広がっています。
日差しがきつく日向にいると暑いのですが、木陰はとても気持ちがいい気候でした。
(ヨルダンをドライブしていると、乾燥地帯のためか茶色一色の大地が広がっています。植物は基本ありません。)
チキンとパンとサラダ、スープ。
たくさんの付け合わせのおかずが並びます。

ムハンマドと一緒に食事をしていると、オーナーが生野菜をくれました。
言われるがままにかじると、とても水々しい。
からっからの大地から、よくぞこれができるものだと感心させられます。
支払額は2人で25JOD(5000円)。
やや高い?とも思いつつ、美味しかったので文句はありません。
気のせいかもしれませんが、ムハンマドは支払っている様子はありませんでした。
ムハンマドの分も私が支払ったのか、顧客を連れてきたためドライバーは料金がかからないのかわわかりません。
タクシー立ち寄り地③ リトルペトラ
野生のラクダと遭遇したり、ムハンマドの知人のムハンマドのお店(ムハンマドはたくさんいるのです。)でスカーフを購入しながら(値切ったら半額になりました。)道中を進み、18時にリトルペトラに到着しました。
リトルペトラはペトラ遺跡の裏側に位置する遺跡群です。
18時までの営業のようでしたが、18時過ぎに訪問しても問題なく観光することができました。

ペトラ遺跡に比べると規模は小さいですが、神殿を直近で見ることができます。
片道30分程度端から端までを歩ける程度の広さです。
観光客が少なく、ふらふら見学していて楽しかったです。
神殿やシークのような道もありました。


猫もたくさんいます。

ペトラ遺跡とは異なり基本砂地のため、靴が砂まみれになりました。
死海→(複数観光)→ペトラ遺跡 120JOD
まとめ
・死海〜ペトラ遺跡の道中に古城、トレッキングコース、遺跡など観光地あり
・ワディムジブではシークでキャニオニングが楽しめる!
・リトルペトラは小さなペトラ遺跡
通常であれば頑なに公共交通機関を利用する私ですが、タクシー利用により、以下のメリットを目一杯享受できました。
バスのゆっくり移動に比べかなり濃密な1日になり、総合的に大満足でした。
① 移動時間に無駄がない
② 追加の観光地を訪問
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