こんにちは!まろまろです。
トルコのカッパドキアといえば雄大な景色に気球の浮かぶ風景が有名です。
一方、昨今の物価高の影響もあり乗るかどうかを迷っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、この記事では2025年に実際に訪問した経験をもとに、
気球に乗るかどうかの判断材料と実際に気球に乗るための方法、乗る際の注意点を記載します。
・カッパドキアの気球に乗るべきか、別の場所からみるべきか
・カッパドキアの気球(予算、予約方法)
・カッパドキアの気球に乗り間違え無いためのTIPS
カッパドキアの気球、上から見るか、下から見るか
カッパドキアといえば雄大な景色に気球の浮かぶ風景が有名です。
この気球は日の出とともに上がり始め、日の出直後から日が上ってから1時間程度の間がピークとなります。
この気球を見る方法は3つあります。
・ホテルから
・高台の上から
・気球の上から
まずはそれぞれの特徴を比較します!
ホテルから
朝起きてすぐに部屋、ホテルの展望台から気球が望めるのが魅力です。
ホテルに展望台のあるホテルでは写真映えするクッションを用意していることが多く、美しい写真を取ることができます。
一方、観光に便利なギョレメの街にホテルを取る場合、気球の一つ一つはかなり小さく見えます。
写真に綺麗に収める場合には気球が小さくなるため、望遠機能付きのカメラやスマホがあるといいでしょう。
ホテルから気球を見たい場合、高台のある場所にホテルを取ることがおすすめです。
ギョレメの街から望む場合は下記のエリアがよく見えました。

チャウシンの街からはやや大きく見えます。ウチヒサールの街からはほとんど見えません。
ホテルのテラスで暖かいお茶を飲みながら気球を眺める時間はとても優雅でした。

高台から
遮るもののない開けた空一面に飛ぶ気球とカッパドキアの奇石を眺めることができます。
ホテルから近い登りやすい丘があれば、早朝に丘を登ることで景色を独り占めすることができます。
(ホテルでは写真を撮りたい人が多い場合待ちになることも)
日の出前に丘を登る場合にはライトを持っていくようにしてくださいね。
カッパドキアには気球を眺めるのに適した丘が複数あります。
夜明け頃に前に自力で行くのもよし。ツアーに申し込むことで、ホテルから気球のよく見える丘への送迎を行ってくれるプランもあります。
また、多くのツーリストでは気球撮影ツアーを実施しています。
カメラマンを専属でつけるため1組あたり80€~となかなか高額ではありますが、素敵な写真が取れること間違いなしです。
素敵な気球と写る写真を残したい方におすすめです。
気になる方は事前にGet Your Guide等ののサイトをチェックしてみてください。
ギョレメの街中でみたプランと近しいものがあります。
ビンテージカーと気球の写真が定番のようです。
https://www.getyourguide.jp/goreme-l984/
気球から
気球に乗って上空から眺めることで、カッパドキアの景色も気球も間近に楽しむことができます。
気球は高度を下げてラブバレーの谷の中へ入ったり、高度1000mまで上昇しカッパドキアの全体を眺めることも。
上空へ浮かんでからゆっくりと着地するその瞬間までワクワクが止まらないこと間違いなしです。
気球は日の出とともに飛び始めるため送迎は日の出より1時間程度前になります。(私の時は午前3時半でした。)
気球を膨らましていく過程や、気球が次々と空へ飛び立っていく様子を見ることができます。これだけでかなり絵になります。

気球を膨らますための加熱装置を代わる代わる用いて複数回気球を膨らましていくため、日の出から3回ほど飛ばしてしていくことになります。
これは推測ですが、安いツアーの場合、別の気球を飛ばした後の2陣以降に飛び立つこととなります。
気球が膨らんでいく光景を次々に見てたまらなくなった頃に飛ぶので、むしろ楽しめる気もします。
個人的には安いツアーで全く問題ないと思います。
迷っているが、気球に乗るべきかどうか?
個人の感性によるかと思いますが、私は1人150€であれば乗ってみてよかったように思います。
まず気球で移動していくこと自体がとても楽しく、朝日に照らされる谷、気球の群れを間近でみられる喜びがありました。
一方で期待通り美しい景色が見られるかどうかは当日の天候によって大きく左右されると感じました。快晴であるほど美しくなります。
残念ながらギョレメの天気はとても変わりやすく、翌朝の天気はとても読めないので難しいところです。ここは祈るばかりです。
北海道で単純に上昇するだけの気球ですら2万円近くすることを加味し、60分の自由飛行で3万円程度であれば買い。
それ以上であれば要検討かと思いました。
気球予約、どうする?
金額について
カッパドキアの気球の値段は需要と供給により毎日変動しています。
連日飛ぶ場合は価格が安く、飛ばない日がある場合には値段が釣り上がります。
トルコリラの下落の影響により気球の料金は数年前の2倍にも上がっており、決して安くはありません。
カッパドキア滞在期間中、ギョレメ街中のツアー店で聞き込みを行いましたが、2025年の5月には下記の料金が提示されました。
1日目:400€ /人
2日目:300€ /人
3日目:180€ /人
4日目:180€ /人
※ 気球が飛ばなかった日を0日目として翌日を1日目とした場合の初期提示価格
実際にはここから価格交渉を行うことで、頑張れば30€程度は下がると思います。(私は3日目に150€で乗りました)
他のツアーに参加する場合にはあわせて交渉することで値下げしてもらいやすくなりますので、可能であれば合わせての交渉がおすすめです。
予算として、絶対に乗りたい方は最大400€程度になりうることを覚悟してください。
滞在日数を伸ばして価格が下がるのを待つのもおすすめです。カッパドキアにはたくさんの見所がありますので時間を持て余すことはないかと思います。
気球どこで予約する?
気球の予約はホテル、ツーリスト、webサイトからの予約など方法は様々です。
一方、上述の通り値段は日々変動するため、最安値を狙う場合は前日に現地で複数店舗を比較するといいかと思います。
ツーリストを適当に梯子し聞き込み&交渉をすることで、1時間ほどかければ最安値で予約ができると思います。
私は5月上旬の土曜日の午後に予約し、日曜の早朝に気球に乗りましたが、予約がいっぱいで乗れないということは全くありませんでした。
最終的に私はWOT Travel Agency というツアー代理店で予約をし、Deluxe Balloons という気球会社の気球に乗りました。
送迎、朝食、気球(60分)、シャンパン、証明書の基本セットがついており、満足の気球経験ができました!
カッパドキアで気球に乗り間違えないためのTips
最後に、カッパドキアで気球に乗り間違えないための注意点を紹介します。
とはいうのも、私はカッパドキアに気球に乗りに行き、気球に乗り間違えました。

予約の段階で違いに気がつかず、朝気球で飛んでみたら全く別の場所で焦りました。
カッパドキアは地名ではなくエリアを指した名称になります。
そのため広義のカッパドキアの様々な場所で気球は飛んでいるのです。
いわゆるカッパドキアはギョレメを中心としたエリア、広義のカッパドキアは過傷の赤、緑、青の全てのエリアになります。


なかなかイハラ渓谷で飛びたいと希望される方はいないかと思います。
予約をする場合にはギョレメかどうかをしっかりと確認してください。




みなさんは、目的の気球に乗れるようにしっかりと確認してくださいね!
キーワードは”ギョレメ”です。
まとめ
・カッパドキアの気球を見る方法は3つ(ホテル、高台、気球)。気球体験は3万円の価値あり。
・カッパドキアの気球の予算は100〜400€程度。前日のフライト状況で変動。
・気球予約の際にはギョレメ中心に飛ぶことを確認しよう